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日本で独学でスペイン語を勉強している場合、正しく発音できているかどうか心配ですよね?スペイン語の歌を聴くことはとても役に立ちます。その他にできることは?これからお教えするスペイン語のリズムについてがあなたにとって上手に発音するために役立つことを願っています。
始める前に、以下の記事は理解しておいてください。
スペイン語の音節
発音上、単語を小さな単位に分けることができ、これを音節と呼びます。日本語と違う場合があり、これを日本式の音節で分けて発音してしまうと、スペイン語式の発音とならなくて通じなかったりします。例えば、日本語の「ん」は独立した音節ですが、スペイン語では「n」が一つの音節となることはなく、他の文字に引っ付いています。スペイン語の音節には次のようなものがあります。
子音+母音(ma, lu, paなど)
子音+母音+子音(san, pel, tarなど)
母音+子音(al, es, olなど)
母音(o, a, eなど)
母音+子音+子音(ins, and, ostなど)
子音+子音+母音(gra, pra, broなど)
子音+子音+母音+子音(flor, tren, crisなど)
「ch」、「ll」、「rr」、「qu」は一つの文字として扱います。二重母音も一つの母音と数えます。(アクセント記号が「i」と「u」にあるとき以外)
これらの音節を暗記する必要はありません。ただ、スペイン語が言いやすいように、単語を音節に分けることができるようになってくると、スペイン語のリズムというものがわかってきます。
スペイン語のリズム
音楽のリズムのように拍子で考えたいと思います。二拍とか三拍とか四拍とかです。手をたたきながら拍子をとってみてください。
例:
traje(服、スーツ) traーje(二拍)
カタカナで(トラヘ)と言ってしまって三拍にならないように。
nieve(雪) nieーve(二拍)
(ie)は二重母音です。
fuente(噴水) fuenーte(二拍)
カタカナで(フエンテ)と四拍で言ってしまわないように。
capital(首都) caーpiーtal(三拍)
最後が子音ですから最後の音節にアクセントですね。
flor(花) flor(一拍)
カタカナで(フロール)と言ってしまうと四拍になっているかもしれません。
flores(花々) floーres(二拍)
花の複数形です。音節の区切り方が違うのは、その方が自然で言いやすいからです。
paseo(散歩) paーseーo(三拍)
(eo)は二重母音ではありませんので母音二つになり、音節が分かれます。
trolebús(トロリーバス) troーleーbús(三拍)
トロレーブスとか言ってみても全然通じませんのでご注意ください。
diccionario(辞書) dicーcioーnaーrio(四拍)
二重母音が二つあります。「na」にアクセントを置いて四拍で言ってみてください。上手に発音できます。
まとめ
独学でもスペイン語は上手に発音できるようになれると思います。ある程度できるようになったら実際にスペイン語を使える環境に身を置いて試してみることができるといいですね。がんばってください!